Manifest
Hanover, 2018
ROOMS TO LET ルームズ・トゥ・レット
マニュフェスト
ハノーファー / 2017
ROOMS TO LET は芸術家アンドレアv.リューディングハウゼンとマライケ・ポエリングの共同プロジェクトのプログラムタイトルである。
ROOMS TO LET // 出会い
さまざまな場所に出かけ、暫定的な空間で制作と展示をする 。
ROOMS TO LET // 空間
ホテルの部屋、ペンション、ゲストハウスを選ぶ - 知らない人のための空間、かりそめの滞在。
ROOMS TO LET // アトリエ
このように生まれる芸術制作の条件は、アトリエの定義を変える。鞄には、はるかに少ない資料、作業道具、材料、写真、オブジェ、工具が入っている。そこで仕事をするのに役立つだろうと、ここで私たちが考えているもの - 私たちの語彙。この濃い凝縮されたエッセンスを荷造りすることから、彫刻的プロセスが始まる。
ROOMS TO LET // 触れあい
借りた部屋は、限られた間だけ仕事場となる。表面上の中立性、独自の美学と物語により、取り巻く世界への出発点と接点になる。ここで制作が始まり、私たちの芸術的伝記と、周囲の空間と人々との対話にり発展していく。
ROOMS TO LET // 形
その場所の境界、特別な物語、細部、雰囲気そして抵抗を浮き彫りにし、特定の形に変容するのがROOMS TO LETのやり方である。私たちの仕事の視点を通して空間を解明し、先送りしていた視点から新たに問い直す。写真や彫刻、投影そしてその場に関する介入により、それを私たちの参照システムに入れ、演出された不安定さの、浸透性ある濃い雰囲気をつくりだす。
LET ROOMS // 返却
滞在の最後に、同じまたは別の空間の演出がある。開放された壊れやすい全容は、持ち込まれ、集められ、発見され、拒絶され、使用されたプロットと部品で混み合っている。私たちは発見した物語と写真を披露し、空間を変容した形で返す。
ROOMS // 章
ROOMS TO LET は本のようであり、さまざまな滞在場所が各章を形づくる。
滞在したのは次のとおり。
プロローグ
ハノーファー 2017
第一章
ウランバートル 2018
第二章
ハノーファー 2018
第三章
広島 2019
第四章
ランゲンハーゲン 2019